ロワール地方アンジュ地区、フェルム ド サンソニエールのマルク アンジェリやルネ モスにはじまり、現在はそれぞれ独立したドメーヌを運営するセバスチャン デルヴューとパトリック デプラの2人によって運営されたドメーヌ デ グリオット、さらには、彼ら先達たちの影響を受けたシリル ル モワン、ジャン=クリストフ ガルニエ、ジャン=フランソワ シェネなどフランスの自然派ワインを代表する造り手が多く活躍する地域です。この自然派ワインのホットスポットである地域で、2005年からワイン造りを始め、年々進化を重ねてスターダムに登ってきたのがジェローム ソリニーその人です。

もともとボルドーの醸造学校でワイン造りを学んでいたジェローム ソリニーでしたが、そこでは彼の望むピュアなワイン造りを学ぶことは不可能であっただけでなく、あまりに多用される醸造テクニックと添加物に不安を覚えたと言います。その後、ドメーヌ デ グリオットのワインと出会ったのをきっかけに、彼らの自然でピュアなワイン造りに感銘を受けたジェローム ソリニーは、ドメーヌ デ グリオットにほど近い場所に12haほどの畑を見つけ、自身のワイン造りをスタートさせます。

取得した12haの畑は、目の行き届いた丁寧な栽培のために最もポテンシャルの高い6.5haのみを残して売却し、除草剤や化学肥料などを用いない自然な栽培を通じて健全なブドウを得ることに集中しています。醸造においては過度な人為的な介入を避け、自然酵母による発酵を行い、リスクが高いデザートワインであっても瓶詰め時の亜硫酸不使用を貫くなど、純粋主義的なワイン造りを徹底しています。

2015年現在で、10年にわたるワイン造りのキャリアを重ねてきたジェローム ソリニーですが、彼のワインはパリの多くのワインショップやビストロなどでも広く愛されています。その理由としては、気負わず楽しめるワインの味わいもありますが、ジェジェという愛称で友人・知人に愛される彼自身の人柄も大きいと感じます。彼の下を訪問すると、いつも沢山の友人に囲まれている彼の姿を目にします。人懐っこく、明るい性格のジェローム ソリニー。その笑顔に惹かれて多くの人が集い、ワインを通じて幸せな時間を共有しています。

その一方で、ワイン造りに取組む姿勢は非常にストイックと言えます。亜硫酸の使用を嫌い、とことんピュアな自然派ワイン造りを追求し、一切の妥協を廃した攻めの姿勢。その半面として以前のヴィンテージにはやや不安定な一面もありましたが、ここ数年、ぐっとワインに安定感が出てきました。彼は定期的にワインの名称を変更するのですが、その理由として自身の考え方の変化や哲学の進化をあげます。常に最善を目指して考え方を更新していくことによって、絶え間ない品質の向上を目指し、結果として数年おきに目を見張る進化を遂げて、ひとつ、またひとつとステージを登り続けています。スター生産者が集まるアンジュ地区にあっても他の生産者に活躍に埋もれることなく頭角を現し続けるジェローム ソリニー。彼の成長の軌跡を楽しみに追いかけて行きたいと思います。(インポーター情報より抜粋)

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