2022年は、歴史的な日照りと干ばつの年だった。8 月中旬
までブドウは極度の水不足の状態にあったが、収穫直前と
収穫中に降った雨によりブドウは一気に果汁を蓄え、また
直前まで13%あった潜在アルコール度数も最終的には11.5
%に落ち着いた。醸造は、フルーティーに仕上げるために
今回は木桶タンクを使わなかった。 代わりにファイバータ
ンクを使用し、全房のブドウを完全密閉状態にしてマセラ
シオン・カルボニックで仕上げた。出来上がったワインは
まるで赤い果実のエキスだけを抽出したような艶やかなみ
ずみずしさがありとてもエレガント！ピュアな果実味と骨
格を形成するミネラル、タンニンとのバランスも良く、染
み入るようなエキスが本当に心地よい♪まさに薄ウマ赤の
ファンのためにあるようなスレンダーな魅力を兼ね備えた
ワイン！.......................................................................