春霞は明治7年(1874年)創業で、創業者は五代目栗林直治。仙北平野の良質の米と、六郷町の豊富な地下水に恵まれ、育まれてきました。現在の当主は栗林啓亮で、酒屋を始めてから六代目になります。

創業当時は泉川などの銘柄で出荷していたようで、春霞の銘柄はいつごろから使われたのか定かでありません。この銘柄は、謡曲「羽衣」の一節、「春霞たなびきにけり久方の~」から取ったということです。また、「霞」が古くは酒の異名であったことにちなんだ、とも言われています。

ちなみに蔵の所在地である秋田県美郷町は秋田の中でも酒造りが盛んな地域であり、江戸時代には二十、現在も三つの酒蔵があります。この地域では昔から、酒造りを行う条件に恵まれていたと考えられます。

春霞では、一仕込、一仕込、丁寧な酒造りを心がけています。
近年1000kg程度の小仕込が増えました。麹は箱麹、しぼった後はビン詰貯蔵、と手間はかかりますが、やさしい味わいのある、食中向けのお酒を目指し、大切に造っています。

また、秋田県では珍しく、蔵人は全員が地元、美郷町民。夏は米作りに携わっています。

仕込み蔵は昭和初期に建てられたもの。春霞の蔵はトンネルのように百メートル以上、延々続いており、一本蔵と呼ばれています。

手前から「前の蔵」、「仕込み蔵」、「槽場(ふなば)」と続き、槽場の奥は貯蔵用になっています。

外には大きな栗の木が、蔵に沿って数本そびえています。これが栗林の仕込水の由来です。
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